会長挨拶
このたび、野田前会長の後を受けまして、関西化学工業協会の会長の大役を仰せつかった積水化学工業の清水です。まずは、2年間の任期を終えられました野田前会長に、心より深い敬意と感謝を申し上げます。
野田前会長が就任された2年前、化学業界はコロナ禍の終息後も続く需要の低迷、サプライチェーンの混乱、ウクライナ等の地政学リスク、と多くの課題がありました。その難しい局面のなかで、関化協の運営にご尽力頂きましたことに改めて深く感謝申し上げます。
さて、私が会長を務めさせていただくこれからの2年間も、決して平坦な道のりではありません。特に、ホルムズ海峡周辺の緊張の高まりにより、石油・ナフサをはじめとする主要原料の価格上昇と供給不安が続いており、先行きの見通しは一段と難しさを増しています。加えて、国際競争の激化、サプライチェーンの再編、環境対応の加速など、業界を取り巻く課題はさらに複雑化しています。このような環境下、関化協は、会員相互の情報交流や啓発のための場の提供、会員各社様への有益な情報発信と提供、そして、日本化学工業協会や関係省庁との一層の連携強化を図ってまいります。関化協は、今後も会員各社の皆さまとともに、社会基盤や人々の生活を支えるモノづくり産業としてイノベーションの牽引役を担い、社会課題の解決に取り組みます。
引き続き、厳しい情勢が続きますが、皆さまのご協力、ご支援を頂きながら、織田副会長(住友精化社長)、菊地監事(タキロンシーアイ専務執行役員)、出井監事(テイカ社長)と力を合わせて、関西の化学工業の発展と豊かな社会づくりへの貢献に誠心誠意取り組んでまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
以上、簡単ではございますが、就任のご挨拶とさせていただきます。
2026年5月
関西化学工業協会
会長 清水 郁輔

